トップ > デジタルライフの歩き方 > お父さんだって記念写真に入りたい
日々の生活を、便利に快適にする『デジタル』の知恵をデジタル雑誌『フリック!』編集長の村上タクタがご紹介。
第2回の今回は『今、カメラを買うならWi-Fi付きがお勧め』という話。
「はい! チーズ!」 デジカメが普及して、家族で写真を撮る機会もとっても増えましたよね! ディズニーランドなどの観光地に行った時や、誕生日、クリスマス、などなど。家族みんなで写真を撮る機会は以前より増えているように思います。
ところで、その記念写真、お父さんは入っていますか?
たいていのご家庭ではお父さんがカメラ係。するとあとから振り返ってみると、お父さんが写真に1枚も写っていないということ、多くありませんか? 家族の集合写真ぐらい、一緒に写りたいものです。
となると、タイマーで……ということになるのですが、案外タイミングが難しかったり、写真を見てみたら、お父さんの頭が切れていたり……と、なかなか難しいものです。
ところで、一部の最新型カメラに『Wi-Fi付き』のものが増えているのはご存じでしょうか?
『Wi-Fi付きって言ったって、カメラでインターネットするワケじゃないし……』と思われるかもしれませんが、この『Wi-Fi付き』実に使える便利機能なのです。
多くのWi-Fi付きカメラは、このWi-Fiを使ってiPhoneなどのスマホと連携し、スマホをカメラのファインダー兼レリーズとして使えます(個々の機種によって多少機能は違います。ご確認を)。
だから、お父さんも家族写真の中に入って、写真の中からカメラの画角を確認し、自分も写っていることを確認してからシャッターボタンを押せるのです。
これで、もう『お父さんだけ写真に写ってない』なんてことはなくなります。『あれ、お父さん、あの時、一緒に来てたんだっけ?』なんて言われたら悲し過ぎるじゃないですか(泣)
Wi-Fi付きのもうひとつの機能は、カメラで撮った写真をすぐにスマホに飛ばせること。そしたら、カメラで撮った高画質な写真をすぐにFacebookやtwitterにアップすることができます。
多くの場合、手順は、カメラのWi-Fiの機能をONにして、スマホからWi-Fiに接続します。それからアプリを立ち上げると、カメラのメモリーカードに入っている画像が表示されるので、スマホにコピーしたい画像を選択します。
そうすると、必要な画像がスマホの写真フォルダの中に現れるという寸法です。
スマホのカメラが高画質になっているとはいえ、やはりカメラの画質の方が圧倒的にいいものです。特に一眼レフやミラーレスのようなレンズを交換できるカメラであれば、望遠レンズやマクロレンズなどの特殊なレンズで撮った写真も使えます。これはスマホで撮った写真の多いFacebookやtwitterではかなり目立つことでしょう。