ブックタイトルe-mansion life vol.4

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概要

e-mansion life vol.4

わたしの考えるIoTと暮らしひとりひとりの多様なニーズをサポートし、快適や便利を提供するIoT時代。あなたなら、どんなIoTの時代がイメージできるでしょう?専門家の方々にうかがってみました。特集1インターネットで暮らしはどう変わる!?IoTってなに?Internet of Thingsひとり暮らしのIoT自宅の中でスマートフォンやタブレットで家電の操作や調整できることよりも、外出先から操作や確認ができるほうが便利と思います。例えば私は、持病持ちの猫を飼ってるので、帰宅が遅くなるときは部屋に設置したカメラで猫の様子をチェックすることができると良いですね。また一人暮らしの女性などは、夜帰宅する時、自宅が近くなると照明が自動的にオンになるような機能を活用すると、深夜の帰宅が安心になるかもしれませんね。それに外出時にエアコンを切り忘れても外から切れるとか、帰宅前に部屋の温度を調節しておいてくれる等も便利だと思います。このような、日々の不安を軽減したり生活を助けてくれる方がIoTの向かう道かなと考えてます。特にひとり暮らしや高齢者世帯にとって欠かせないものになっていくでしょう。使えるIoT家電が増えてほしい家電製品は続々とIoT化が始まっています。今のところはスマートフォンで操作することが目的となった製品ばかりですが、本来はインターネットに繋がることで、操作がラクに、生活が豊かになる製品が理想です。今年発売されたシャープのオーブンレンジ「ヘルシオ」は、それに近い製品です。使いたい食材や料理のジャンルなどをヘルシオに向かって話かけるだけで、声を理解してクラウド上にある1000以上のメニューから好みに合ったメニューをピックアップ。さらに「それは子供が嫌い」というと、そのメニューの出現が減少するなど、学習していきます。これは、IoT家電だからこそできる画期的な製品。今後、他のジャンルでも本当の意味で"使える"IoT家電が増えることを期待しています。スマートビレッジとしての超高層マンション現在、週3日勤務にして8ヶ月が過ぎ、全日空(All Day Free)の生活開始まで残り4ヶ月。家庭菜園とゴルフを楽しんでいるエンジニアですが、リタイア後のマンション暮らしを夢見ています。いま、IoTのビジネスモデルとして、スマートシティ、スマートホーム等が検討されていますね。10年後の75才頃までは、夏は東北、冬は関東でのリアル2居住生活も良いですが、その後は都会の超高層マンションから、一歩も出なくても生活を楽しみたいのです。そのような超高層マンションの進化形スマートビレッジが、IoTを活用して作れないかと夢想しています。荻窪圭(おぎくぼ・けい)パソコン黎明期から各誌に執筆している老舗IT系ライター。今はスマホやデジカメが得意。iPhoneは初代機から所有している。石井和美(いしい・かずみ)白物家電や日用品のお役立ちグッズ、育児用品などを中心に製品レビューを得意としているライター。家電レビューサイト「家電blog」を運営。坂口尚(さかぐち・ひさし)1952年神戸市生まれの通信系エンジニア。東海道新幹線が武蔵小杉付近を通過する際に昔見えていた、屋上にパラボラアンテナがある通信機メーカーを定年退職後、国立通信研究所に再就職。最近はIoT関連のフォーラムの事務局を担当。14