ブックタイトルe-mansion life vol.4

概要

e-mansion life vol.4

インターネットお悩み相談室「宅内ハブ」買い替えてみませんか？どこに設置されているの？突然インターネットに接続できなくなる前に！「クラウドストレージ」とか「クラウドバックアップ」って言葉を最近よく耳にしますが、いったいどんなものなのでしょうか？老舗ITライターの荻窪圭がパソコンやインターネットの「難しい」「ややこしい」をすっきり解決！取り換える必要はあるの？Q宅内ハブのお求めはe-mansion lifeで共用部機器共用部専有部（お客様宅内）※お住まいのマンションによっては、元々設置されていない場合があります。宅内ハブ洋室洋室リビングe-mansion lifeでは宅内ハブ本体の他に、取り付け作業もセットになった取付サポートパックもご用意してあります。詳しくはe-mansion lifeの「宅内ハブについて」ページをご覧ください。e-mansionサポートセンターへいただく「突然インターネット接続できなくなった」といったお問い合わせの約１割は、「宅内ハブ」の故障が原因です。宅内ハブは、マンション共用部から各住戸へ配線された１本の幹線ケーブルを、各部屋へ分岐させるための中継機器です。お住まいのマンションやお部屋の構造により設置場所は異なりますが、多くはご自宅内（専有部）の下足箱や納戸の中などに設置されています。インターネット関連機器やテレビ関連機器などを、ひとつの場所に集約するための情報ボックス等と呼ばれる専用収納箱に設置されている場合があります（※）。家電が突然故障してしまうように、長期使用による経年劣化や、落雷、停電、猛暑による温度上昇などの様々な理由により、宅内ハブも突然故障してしまうことがあります。故障すると通信ができなくなるため、本体修理や交換を行うまでの間、お部屋でインターネットが利用できなくなってしまいます。長期間同じハブを利用されている方は、故障する前に先手を打って交換をしておく、というのも良いかもしれません。また、お住まいのマンションでインターネット環境の増強工事があった場合など、工事後の環境に対応するハブへ買い替えていただくことにより、通信速度の向上が見込めます。「クラウド」なんて突然いわれても「何のこと？」ですよね。そのまま訳すと「雲」。インターネットの概念を図で示すとき、インターネットを「雲の絵」で表していたのが語源で、かつて手元のパソコンで行っていた様々な処理をインターネット上のサービスに任せることを指します。データを内蔵ストレージではなく、インターネット上のストレージサービスに保管するとパソコンが壊れてもデータは失いませんし、ネットにさえつながっていればどのパソコンからでもスマートフォンからでも同じファイルを開けます。これを「クラウドストレージ」サービスといいます。大事なデータのバックアップを手元の外付けハードディスクではなく、インターネット上のバックアップサービスに保管すると、自分で機器の準備をしなくて済みますし、パソコンが壊れてもネットにつながっていればすぐ新しいパソコンに移行できます。これを「クラウドバックアップ」といいます。特に内蔵ストレージや処理性能に制限があるスマートフォン向けを中心に名刺を登録するだけでアドレス管理ができるクラウドサービス、経費を入力していけば確定申告の書類を作ってくれるクラウドサービスなど様々なクラウドサービスがあります。あと数年もすればクラウドの利用が当たり前になっていくでしょう。荻窪圭の出張版Litee-mansion lifeオンラインで連載中column21