つなぐマガジン vol.10

つなぐマガジン vol.10 page 6/24

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やっぱり大切?素朴なギモンを解消!だれがやってるの?マンションの維持管理という大切な役目を担う、マンション管理組合。実際にはどんな組織で、どんなことをするのかキチンと知っている人は少ないのでは。ここで....

やっぱり大切?素朴なギモンを解消!だれがやってるの?マンションの維持管理という大切な役目を担う、マンション管理組合。実際にはどんな組織で、どんなことをするのかキチンと知っている人は少ないのでは。ここではあらためて、マンション管理組合のキホンをおさらいします!参考文献『マンション管理組合の理事になったとき最初に読む本』(主婦と生活社)、『管理組合・理事のためのマンション管理の勘どころ』(民事法研究会)3管理組合の素朴なギモン2管理組合の素朴なギモン1管理組合の素朴なギモン理事会に求められている活動ってどんなこと?何を管理するの?そもそも管理組合って何?みんなの声を実現するまとめ役組合員のなかから代表として選ばれた人たち(理事)によって構成されるのが理事会。総会で決定した事項の執行やマンション内の各種問題を処理していく役目を果たす。具体的には設備の不具合対応、管理規約等のルール検討や修繕計画の見直し、居住者からの要望対応、コミュニティ形成活動など、多岐にわたる。理事会の業務内容は管理規約で定められていて、その範囲内で行われる。管理するのはみんなで使う共用部分管理組合の目的は、すべての組合員の共有財産であるマンションを維持管理すること。マンションには、各所有者の固有財産である専有部分(住戸)と、すべての所有者(組合員)の共有財産である共用部分がある。管理組合が維持管理しているのは、この共用部分のほう。共用部分の掃除や設備点検など、居住者が快適に暮らせるよう活動しているが、そのためには費用がかかるので、組合員は管理費や修繕積立金などを負担している。居住者によるマネージメント組織マンション管理組合とは、分譲マンションを購入した人(区分所有者)で構成された、そのマンションを管理するための組合組織のこと。区分所有者になると自動的に管理組合員となり、住戸を売却するなどして所有権がなくならない限り、脱会することはできない。また組合員になれるのは一区分につき1人で、所有者の家族や貸借人は加入できない。なお、マンション管理組合が契約を結び、実際の業務を委託しているのがマンション管理会社だ。理事会のおもな活動専有部分共用部分管理組合の構造居住者からの要望対応ペットの飼育やゴミの出し方など、居住者間で起こるさまざまなトラブルや要望に対応し、適切な方法を見つけ、解決を図る。管理組合員=所有者全員管理会社との折衝管理会社への業務委託、管理会社からの業務報告の確認、契約の手続きなど、管理組合を代表して管理会社とやりとりをする。理事長副理事長会計監事マンションの現状確認現在置かれているマンションの状況を把握し、現状の管理規約や使用細則に問題がないか、また修繕計画について確認や見直しを行う。理事会=組合員の代表(交代制)マンション内の交流促進居住者同士のコミュニケーションを図るために、消防訓練や夏祭りといったイベントを企画・実施したり、広報紙の発行を行うことも。共用部分とは、建物外壁、廊下、階段、エレベーター、電気、給排水衛生設備、駐車場、ゴミ置き場など。またバルコニー、専用庭などは、特定の所有者が使える専用の共用部分。そのため使用の仕方に一定の制限がある。管理会社管理を委託004