ブックタイトルつなぐマガジン vol.14

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概要

つなぐマガジン vol.14

015大変でした。翌年は10月にしてみたら、今度は理事会が5月に交替する関係で準備期間が短くなってしまって。松下訓練は外でやることが多いですから、動員を優先するとどうしても時期が限られてしまいますよね。とはいえ、内容を充実させようと思うとそれなりの準備期間も必要。長期的に考えた計画を立てる必要がありそうですね。より実践的な防災訓練にC氏動員だけを目的とするなら、やはり気候の良い時期に開催したくなりますが、震災や火災の最悪のシナリオは冬の18時に発生した時と言われています。本来ならその時間にやるべきなんですが、水を使う消火訓練は冷たいから冬はやりたくないと言われたことがあって。難しいですよね。B氏参加率も大切ですが、いざという時に役に立つ実践的な訓練を、と考えたら、日中家にいらっしゃることが多い女性中心でできる訓練をしておくことも重要だと思います。昨年、組合でベルカ(救護用担架)を購入したので、女性見ているだけでなく体験できる防災訓練にしたい5人で男性のケガ人を運ぶ訓練もしました。バランスを取るのが難しいですが意外と力はいらない、といった発見がありました。僕が担架に乗ったんですが、ちょっと緊張しました。C氏ただ説明を聞いたり見ているだけでは参加者もつまらないので、内容はできる限り体験型にする必要がありますね。A氏うちでは2年前の訓練の際、参加者と一緒に備品のチェックをしたところ、発電機が起動しないことがわかったんです。備品を使った実践的な訓練は、点検を兼ねることにもなってとても有効ですね。それと、以前マニュアルを作るにあたって居住者にアンケートを行ったところ、AEDの使い方やエレベーターに閉じ込められた時の対応、ベランダの蹴破り板の体験などが訓練に取り入れて欲しい項目として挙がりました。今後はそれを踏まえて実施しようと思っています。B氏AEDの使用訓練はぜひ行いたいのですが、まだうちのマンションには設置されていないんですよ。近隣でAEDが設置されている場所の確認など、やはり地域との連携が必要です。松下より実践的な訓練ができれば、結果、動員にもつながるような気がしますね。さらに体験型と安心・安全を高めるためにな情報媒体を活用することで、より居住者の目にとまりやすくなるかもしれません。C氏防災訓練の実施時期はいつごろにしていますか?A氏11月2週目の土曜日にやることが多いのですが、いつがベストなんでしょうね?C氏私がお世話しているマンションでは、春か秋が多いのですが、その時期だとマンションの修繕工事と重なることもあるんですよね。すると、工事車両が止まっているため消火訓練などをする場所の確保が難しくなってくる。運動会の時期でもあるので、日程が重なると参加者も減ってしまう。B氏うちも11月に行ったことがありますが、外での訓練が寒くて聞き手つなぐネットコミュニケーションズ松下