ブックタイトルつなぐマガジン vol.14

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概要

つなぐマガジン vol.14

防災対策を始める前にチェック!これだけはやっておきたいマンション防災の鉄則万が一の事態に備え、今から行っておくべき対策とは?国崎さんのアドバイスを参考に「食料と水」以外の備えにも取り組みたい。地震が起きたときの最優先事項は「命を守ること」です室内の安全度を高める事前対策をしよう地震が起きる前に備えておきたい対策はおもに3つ。いずれも危険回避に大きな効果を上げる。できることから積極的に取り組もう。命を守る3つの対策[対策]1「無理なく備える」を意識する[対策]2部屋にある物すべてが対象[対策]3逃げ場の確保と被災生活のために住まいに合わせた備蓄家具や雑貨の固定整理整頓の徹底水の備蓄は高性能浄水器を併用する!食料や飲料水の備蓄は多いに越したことはなく、少なくとも10日分は用意したい。問題は限りある収納スペースをどう使うか。国崎さんのお勧めは水をある程度備蓄し、足りない分は浄水器でカバーする方法。「今は『セイシェル携帯ボトル型浄水器』などの高性能浄水器がありますので、ペットボトルなどと合わせて用意すると良いでしょう」細かな生活用品もすべて固定しよう!地震対策として食器棚、冷蔵庫、本棚などの大型家具や家電の固定は大前提だが、それ以外にも、地震発生時は室内にある物すべてが凶器に変わると国崎さんは言う。「花瓶、炊飯器などの動く物は全部固定するのが理想です。使わない物は思い切って処分することも大切。飛んできたときに凶器になる硬い物は排除し、ウォールペーパーで室内を彩るなど、素材を選んでインテリアを楽しんでみては」室内の物を減らすことで格段に危険を回避できる!発災時には凶器に変わる家具や雑貨類から身を守り、逃げ道を確保することが重要。「日頃から室内の整理整頓を行い、物が少ない状態にしておきましょう。クローゼット内のハンガーは数を決め、それ以上服を買い足さない、収納棚に入らない物は捨てるなど、物を増やさない工夫が必要です。また洗濯や食器洗いもこまめにすれば、被災後に使える衣類や食器が多くなる。生活習慣を変えることで防災になります」セイシェル携帯ボトル型浄水器008