ブックタイトルつなぐマガジン vol.14

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概要

つなぐマガジン vol.14

マンション防災対策応急手当の方法や備えておきたいグッズを知っておこう巨大地震による激しい揺れで「挟まれる」「ぶつかる」「火傷する」など、ケガを負う可能性は充分に考えられる。家族のケガを目の当たりにしてパニックに陥ってはいけない。応急手当の方法を理解し、救急グッズをそろえて緊急時にもしっかりと自身と家族を守りたい。1出血したときは基本は傷口を直接押さえて血を止める直接圧迫法。出血量が多ければ、寝かせて安静に。アイテムリスト滅菌ガーゼビニール手袋ピンセット包帯消毒液1直接圧迫止血法傷口に清潔なガーゼやハンカチなどを当て、その上を10~20分間強く圧迫する。感染症予防のためビニールの手袋を使い作業すること。2出血が収まってきたら包帯をしっかり巻いておく。患部を心臓より高い位置に上げるとさらなる止血効果が得られる。COLUMNもしものケガに備えて超簡単おススメ止血グッズ『止血パッド』は、傷口に当てて押えるだけで素早く止血ができる便利グッズ。血液中の凝固成分のみを止血部分に残し、流れ出てくる血液を吸収してくれる。2骨折したときは患部を固定して安静にすること。骨が皮膚を破っているなど重症ならすぐに医療救護所へ。アイテムリスト三角巾副木(雑誌・段ボールなど日用品で代用可能)ガーゼ固定するテープ3火傷したときはなによりも早く水で冷やす。水道が使えない場合はペットボトルなどに入れた清潔な水を使う。アイテムリスト患部を冷やす水布ガーゼ上腕骨折の場合前腕骨折の場合基本的な火傷の処置12段ボールなどを骨折部に当てタオルなどで固定。さらに前腕を三角巾か負傷していない手で支える。雑誌などを前腕に巻き付け、布やガーゼで固定。手首が肘より上になるよう手のひらを胸に向ける。患部に清潔な水をかけて冷やす。服の上から火傷した場合は、服を身につけたまま水をかける。痛みが和らいだら患部をガーゼで覆う。水泡は絶対につぶさないよう要注意。ポイント1医療救護所について調べておこうポイント2応急手当は身近な人と一緒に学ぼうこれも大事なポイントです!災害時は負傷者多数で病院も混乱する。まずは医療救護所でトリアージを受け、負傷レベルを判別し対処してもらう。最寄りの医療救護所は各自治体の「地域防災計画」で要確認。いざというときに正しい応急手当をするためには知識だけではなく技術も必要だ。最寄りの消防署で市民を対象に講習会を定期開催している。負傷した際に助けてもらえるよう、身近な人と一緒に学びたい。009