ブックタイトルつなぐマガジン vol.15

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概要

つなぐマガジン vol.15

L I F E S T Y L E _ライフスタイルを活かす理想の住まいをイメージしようライフスタイルと住まいは、密接に関係しているもの。だからこそ、今後起こりうる人生の変化を見据えて考えたい。どんな“理想の住まい”を、あなたは描いていますか?今後のライフスタイルを見据え日頃からアンテナを張ろうみなさんは、住まいに何を求めているだろうか。デザイン?機能性?あるいは安全性?その答えは人によってさまざま。だが、「住まいは居心地の良い場所であってほしい」という思いは共通しているのではないだろうか。そして、居心地の良さとは「自分のライフスタイルと合っているかどうか」にかかっている。もちろん、多くの方々はこうした点を踏まえてマンションを選び、快適な暮らしを営んでいることだろう。ただ、現在のライフスタイルが今後もずっと同じとは限らない。永い人生にはさまざまな転換期が訪れる。その変化とともに、住まいに求める機能や役割も変わってくるはずだ。例えば、子どもが巣立って夫婦2人暮らしになったら、部屋数よりリビングの広さを優先させたくなるだろうし、時間ができて楽器やスポーツなどの趣味を始めれば、道具の収納スペースが欲しくなるかもしれない。また、安心・安全に暮らすために、いずれは手すりの取り付けや段差の解消が必要になることも考えられる。機能面だけでなく、部屋のスタイルをがらりと一新することだってあり得る。何事も、備えあれば憂いなし。将来的に起こりうる変化を視野に入れ、理想の住まいをイメージしておくこと。そして、その実現に向けてプランニングをしておくこと。この備えがあれば、いざその時を迎えてもスムーズに対応できるだろう。詳しくは14ページに述べるが、〝住まいのイメージトレーニング〟には、ショールームや住まいに関連するイベント見学がオススメだ。いくつもの事例と最新の設備を学ぶことで、新しい選択肢が生まれ、イメージが広がる。こうした住まいのセンスが磨かれる場を有効に活用していきたい。普段から住まい情報にアンテナを張りめぐらせ、より良い住まい像を更新し続ける。それこそが、いつまでも居心地の良い暮らしを送る秘訣なのだ。illustration by Naotaka Yamamoto012