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最新デバイスを楽しく生活に デジタルライフの歩き方

Vol.19 『見える化』すれば、お金が貯まるデジタル家計簿のはじめかた

日々の生活を、便利に、快適にする『デジタル』を電子雑誌フリック!編集長の村上タクタがご紹介。
第19回は、とっても便利な家計簿アプリについて。

『お金が貯まらない』なら、ぜひ家計簿アプリ『Zaim』を使ってみよう

「月末になると懐が寂しい」「貯金をしたいのにお金が貯まらない」という方は多いのではないでしょうか? 毎月、決まった金額の中でちゃんと生活できればいいんですが、不意の出費もあるし、ちょっとした欲望に負けちゃうこともあるし……。

でも、入ってくるお金が一定なら、出て行くお金をコントールするしかありません。単にケチケチしようというわけではなく、『欲しいモノ』のために、無駄な出費をコントロールするのも大切です。

お小遣い(もしくは家計)の収支がはっきりしていれば、いくら使えるか分るというものです。いわゆる『見える化』ですね。でも、お小遣い帳や、家計簿をつけるのは面倒……。

そんな時に便利なのが、パソコンやスマートフォンで使えるアプリです。

家計簿として使えるアプリはたくさんありますが、手軽に始められて、その気になれば口座を読み込んだり、複数の財布を連動させたりと、いろんな活用ができる無料アプリ『Zaim(ザイム)』をご紹介しましょう。あなたが、ちょっとしたお小遣い帳として使う事も、家計簿として家族を含めたお金を管理することも可能だと思います。
(※一部機能が有料の場合があります)

キャプチャ

いろんな支出の記録が残せて、データ化されると、何を節約すればいいかよく分かる。

レシートをカメラで撮影すると、自動で読み取ってくれる

スマートフォンで使い始める場合は、まずアプリをダウンロードして、アカウントを新規作成しましょう(パソコンからアカウントを新規作成することもできます)。

使い方はカンタン。まずは日々の買い物の情報を入力します。

何を買ったか1件ずつ金額を入れることもできますが、面倒ですよね。ところがスマートフォンのアプリならではの便利な機能が、レシートを写真撮影するだけで入力データを作ってくれるところ。店名などはレシートに書かれた電話番号などをもとに検索してくれる場合もあり、入力の手間がかなり省けます。
特にスーパーマーケットの長〜いレシートを一発で読み込んでくれると、大変ありがたい。
(上手く読み込ませるには、なるべく明るいところでブレなく撮影するようにするのがコツです)

写真

※ちょっとおしゃれな店のレシートのように、項目の並びが一般的でないと、読み間違える可能性も。(修正して入力することもできますが、慣れてくると自動認識では読み間違えそうなレシートは、最初から手入力した方が早いことに気が付きます)

自動的に集計して「見える化」!

こうやってレシートの情報を日々入れてみると…自分の支出のデータが見えてきます。

このアプリでは、自動的に集計して円グラフや棒グラフで見られるので「意外とランチ代がかかってるんだなぁ」とか、「コンビニでの無駄なオヤツの買い物って、月額に直すとこんなに大きかったのか!」とか、いろいろなことが見えてきます。とりあえず、それが可視化されるだけで、節約のキッカケにはなります。

データがグラフで見られると、
何にどれぐらい使っているか一目瞭然。

キャプチャ

応用編、金融機関との自動連携でさらに自動化

さて、ここまで来たら、もっといろんなものをデータ化したくなってきませんか?

そこで便利なのが、金融機関との連携機能です。

たとえば、クレジットカードと連携すれば、カードでの支出をすべて自動的に取り込んでくれます。また、銀行のキャッシュカードと連携することもできます。

クレジットカードを積極的に使っている人なら、水道代、電気代、ガス代などの公共料金の引き落とし、カードで買った大きな買い物などは、すべて自動的にZaimに記録されることになります。

キャプチャ

銀行口座からおろしたお金の情報や、クレジットカードで使ったお金の情報も、いちいち手入力する必要がありません!

金融機関の連携機能を使いこなせば、銀行口座の出納や、カード経由の支出がすべて自動的に記録されていく……これは実際使っていて便利だなと実感しています。

ただし、気を付けなければならないのは、今のところこれらの連携は各金融機関のデータをそれぞれ直接取り込んでいるだけだということです。つまり、銀行からお金を引き出すと支出と記録されてしまいます。それで、何かモノを買ってZaimに記入すると、同じ支出が二重に記録されることになってしまいます。また、自分の口座から口座にお金を移した場合も同様です。現在のところ、そうならないように口座の記帳は承認式で、重複する記録は自分で記入しないようにしなければならない。このあたりがちょっと面倒ですが、複雑にならないように運用すれば、とっても便利なハズです。

『来年こそ家計簿を……』と思うなら、今からZaimを

この他にも複数の端末から利用できて、たとえば夫婦で同じアカウントに記入できたり、たまった領収証をスキャナーから一気に読み込むことができたり、ExcelなどのデータをCVS形式で読み込んだり、書き出すことができたり、ドルやポンドなど世界155の異なる通貨でも記入できたり……などなど実に豊富で便利な機能がたくさんあります。

しかし、やはり一番特徴的なのは、子供のお小遣い帳代わりに使えるぐらい簡単シンプルにも使える点だと思います。

もし、あなたが「懐が寂しい」「貯金ができない」とお悩みでしたら、ぜひ一度Zaimを試してみて下さい。

キャプチャ

パソコンでみたZaimの画面。スマートフォンより広い画面で、収支をチェックできる。

写真

連携機能を持つスキャナーを使えば、たまったレシートも一気に読み込むことができる。写真で撮るより文字を高精度で読み取ることができるので、読み取り精度は上がる。

  • (※本記事の内容は2014年12月18日時点の情報です)

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写真「村上タクタ」

著者プロフィール

村上タクタ

趣味の雑誌を取り扱う出版社で20年に渡って編集者として働いている。
その間に携わった雑誌は400冊以上。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育などの本を作って、現在はデジタルデバイスの本『フリック!デジタル』の編集長。ブログはほぼ毎日更新中。

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