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最新デバイスを楽しく生活に デジタルライフの歩き方

Vol.20 Wi-Fiでワイヤレス生活を満喫!

日々の生活を、便利に、快適にする『デジタル』を電子雑誌フリック!編集長の村上タクタがご紹介。
第20回は、Wi-Fi(無線LAN)の便利さについて。

無線でインターネットが楽しめる『Wi-Fi(ワイファイ)』、活用されていますか?

もともとはWi-Fiといえば、家庭のインターネット回線をノートパソコンなどにワイヤレスで接続するために使われていました。それまでは、有線のためパソコンを使う場所が制約されていたのですが、Wi-Fiの導入により自由なところでパソコンが使えるようになりました。

それに加えて、昨今はiPadなどのタブレットでもWi-Fiを使うようになりました。何しろ、タブレット型の端末は通常の有線LANコネクターが設けられていませんから、Wi-Fiでつなぐ環境を用意する必要がでてきます。

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タブレットをお持ちの方は、ぜひ無線LANを導入ましょう!

スマートフォンの料金も無線LANでお得に

また、スマートフォンをお持ちの場合、家庭内にWi-Fiがあった方がお得になる可能性も。最近、各携帯電話会社でのスマートフォン通信料金は、半従量制に戻りつつあります。以前は、携帯電話の回線でどれだけデータ通信をしても同じ料金だったのが、最近はたとえば月間で7GB(ギガバイト)までは固定料金、それ以降は従量課金、というプランになっています。(最新の料金プランでは2GB、5GB、7GB、10GBなどと、通信量に応じて月額料金が異なる方式が主流です)

自宅にいるときは携帯電話の回線ではなく、Wi-Fiを利用して家庭内のインターネット回線で接続した方が、パケット通信料を抑えることができるのです。大きなアプリのダウンロードや、動画など大きなデータのダウンロードはできればWi-Fiで行いたいものです。

基本的には、Wi-Fiルーターがあればインターネット回線と接続すればWi-Fiの環境ができあがります。

テレビをWi-Fiにつなげると、大画面で動画サイトが見られる

今どきのテレビは、インターネットに接続すれば「YouTube」(ユーチューブ:無料の動画投稿サイト)や、「Hulu」(フール―:有料でいろいろな動画が見られるサービス)なども見ることができるものが多いようです。

はじめからWi-Fiを内蔵したテレビもありますが、そうでない場合でも有線LAN対応のテレビなら、別売りのユニットを使ってWi-Fiにつなげることができます。

また、最近では、プリンターやスキャナーもWi-Fiに対応しているものが多くなってきています。パソコンはもちろん、スマホやタブレットから書類や写真を離れたところにあるプリンターで出せるというのは非常に便利です。このワイヤレスプリントの便利さを知ると、ちょっともう元の有線でつなげる方法には戻れません。

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テレビ用簡単無線LANユニット(バッファロー:WLI-UTX-AG300)』。テレビをワイヤレスでインターネットに接続するための機器。有線のインターネット回線がテレビから遠いときに便利。

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Wi-Fi対応のプリンターがあれば、スマホやタブレットの中にある写真なども、ワンタップでプリントすることができてとっても便利。

最後にちょっとユニークなWi-Fiでつながる機器をご紹介

この円筒形の機器は『netatmo(ネタトモ)』といって、Wi-Fiにつなげて使います。室内設置用の端末と、ベランダなどの屋外に設置する端末のふたつが組みになっていて、気温などを計測することができます。

屋内側の端末は、気温、湿度、気圧、二酸化炭素濃度、騒音を計測することができます。また屋外側の端末は、気温と湿度を計測できます。そして、その数値をWi-Fi経由でインターネット上でデータを見ることができます(もちろん、他人は見ることができないようパスワードで守られています)。

これらのデータから分ることは意外と多いものです。私は愛用しているのですが、実にさまざまなシーンで、これらのデータを活用することができます。たとえば、みなさん、今、屋外が何度で、室内が何度かご存じでしょうか? 案外正確に把握していない場合が多いのではないでしょうか。

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パーソナル百葉箱とでもいうべきnetatmo。我が家では、テレビの上と、ベランダの柱に取り付けています。世界のどこにいても、自分の家の正確な気温や湿度が分かるというのは、思いのほか便利なものです。

私は仕事がら会社にいる時間が長いのですが、職場にいながら過去のデータを含めて俯瞰して家族が生活している自宅の室温を知ることができます。たとえば、自宅のリビングでは、12月は夜中には13℃ぐらいまで室温が低下しており、家族が部屋にいる日中は16〜18℃ぐらいの温度に上がっています。正月に帰省している間には、これが10〜13℃ぐらいにまで下がっていました。園芸植物によっては少し心配な温度ですし、私が飼育している熱帯魚の水槽では、かなりヒーターが頑張っていたことと思います(水槽はヒーターで25℃を維持しています)。もっと室温が下がるようなら、ヒーターを大きなサイズのものに上げる必要があるかもしれません。

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自宅の室内とベランダの気温や湿度などを、専用アプリにログインすれば、Wi-Fi経由で世界のどこからでも見ることができる。

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データの変動を把握できるところがポイント。

二酸化炭素量も俯瞰して見ることができます。妻子がストーブを使っていない、日々昼間の外出している間は400ppm、夕方部屋にいる間は1000ppmぐらいのところを往復します。しかし、ストーブをつけた日にはこの数字は3000〜4000、時には測定限界の約5000ppmまで跳ね上がります! 部屋の二酸化炭素濃度まで把握している人は少ないと思いますが、私は会社にいながらにして、家にいる家族がストーブを使っているかどうか把握できますし、換気するタイミングをアドバイスすることもできるのです。

ペットを飼っている方や観葉植物を育てている方、ご高齢のご家族がいる方にとっては、室温や二酸化炭素を遠隔でチェックすることで「見守り」に近いことができるかもしれません。iPadでも、iPhoneでも、パソコンでも、インターネットにつながる機器があればそこからログインして、家の中や外の生活データを把握できるというのは想像以上に便利なものです。きちんと数値で把握しているからこそ、対応可能なことってけっこう多いと思います。

これから、こうしたデータを取得したり、Wi-Fi経由でそれを反映したりするデバイスはどんどん増えてくると思います。

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  • (※本記事の内容は2015年1月22日時点の情報です)

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写真「村上タクタ」

著者プロフィール

村上タクタ

趣味の雑誌を取り扱う出版社で20年に渡って編集者として働いている。
その間に携わった雑誌は400冊以上。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育などの本を作って、現在はデジタルデバイスの本『フリック!デジタル』の編集長。ブログはほぼ毎日更新中。

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